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ビリギャルの真実から学ぶ子育て成功のコツ|『才能の正体』を読んで

シルエット 才能について

ご訪問いただきありがとうございます。今回は子育て・教育・ビジネスにまたがる『才能』にまつわる本の読書レビュー記事を更新しました。少々のお時間をいただけますと幸いです。

ヨムオ

才能に関しては多くの著名人がそれぞれの言葉で語っていますよね。そのほとんどは努力にまつわるハナシです。

周囲の嘲笑を受け、あるいは逆境にさらされながらも、自分を信じて挑戦を続けた人が多いからです。

今回ご紹介するのは、“ビリギャル”1)『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』2013年12月http://birigal.jp/の著者が、学習塾経営により得た知見をさまざまな角度から分析し、才能とは何かという命題について語った本です。その名も“才能の正体”です。ではごゆっくりどうぞ。

こんな方におススメしたい記事になっています。

学ぶ人

中学生~・受験生・フレッシュマンなど。

学びに向き合う人は才能という言葉に騙されないようにしましょう。

学ぶ人を見守る人

両親や親せき、友人など。

学ぶ人の周囲の親切心が障害になることがあります。

学ぶ人を育てる人

上司・先生・師匠など。

教え導く人は才能の定義を知っておくべきです。

はじめに ~才能の正体 概要~

アイデア

この本について

才能の正体

坪田信孝 ()2018年10月 幻冬舎

amazon ☆3.8(4件のレビュー)

私のレビュー ☆5

単行本 ¥1620

kindle価格 ¥1500

紙のページ数 267ページ

才能の正体 (NewsPicks Book) [ 坪田信貴 ]

著者について

教育者、経営者。これまでに1300人以上を「子別指導」し、心理学を用いた学習指導により、偏差値を短期間で急激に上げることに定評がある。上場企業の社員研修や管理職研修なども含め、全国の講演会に呼ばれ、15万人以上の人が参加している。テレビやラジオでも活躍中。第49回新風賞受賞。著書に、120万部突破のミリオンセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(ビリギャル)がある。(amazon著者ページより引用)

書籍版ビリギャルの発表当時、我が家はちょうど長女の出産をひかえており、夫婦の会話は娘の未来を想像の終始していた時期でした。大学はどこに入って、将来◎◎の仕事に就いてなどと荒唐無稽な妄想を繰り広げたものです。今回、本著を手にした理由は、ミリオンセラーの著者であったこと以外にもそういった思い出が背景にあったものと自己分析しています。

コンテンツ ~才能の本質~

構成

全4章構成です。

第1章は「才能」という言葉に対しての著者の考えが書かれています。

第2章は塾講師としての実績をベースに“才能”の伸ばし方を具体的にまとめています。

第3章は才能の伸ばし方を人材マネジメントへの応用として用いています。

第4章は一流の才能を持つ人と普通の人、著者が出会った人物を参考に違いを述べています。

この構成で実際に家庭での実践が可能だと思われるのは第2章でしょうか。また第3章はマネジメント力、人材育成力の強化につながるので、ビジネスパーソンにおススメです。

以下に目次を示します。

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第1章 「才能」とは何か?

第2章 「能力」を「才能」へ

第3章 「才能」のマネジメント

第4章 「才能」と「天才」、「才能」と「成功者」

感想

第1章を読んでいる途中から私は涙を流していました。言葉にしがたい複雑な感情のうねり…一文ずつ読み進めるたびに、心が動かされていったのですね。

おそらくそれは私の学生時代の感情です。

高3の進学相談で担任から「医学部は無理だから理学部にしなさい」と言われました。田舎の進学校でしたから、医学部への進学率は0%で実績がありませんでした。成績自体は上位でしたので早稲田や理科大を勧められました2)進学率は学校の評価に重要ですので、このように勧めてくる教師は多いです。医学部受験は特化しなければ合格しません。このように理学部との併願を進めてくる無能な教師の意見はまったく聞く必要はないです。素直に予備校のチューターなどを頼りましょう。

私は怒りながら、その提案を突っぱねました。

絶対に医学部に行く

みとけよ!!

今思えば幸せな性格だったと思います、こういう面談で心を折られ、可能性の芽を摘まれる生徒は多いはずです。

幸いだったことはもう一つありました。母親も私と同様に怒りを表明してくれたのです3)私の母はかしこい人でしたので、私の自尊心を保ちつつ、しっかり理科大学のセンター入試を受けさせましたけどね。このとき母の心理的・経済的サポートがなければ、私の今はまったく違うものになっていたでしょう。いま親となってわかったことです、感謝しかありません

話を戻して、私の体験した『可能性の芽を摘む周囲の大人』『自己評価を落とす子ども』『唯一の理解者である母親』という図式は“ビリギャルのさやかちゃん”と同様でした。インパクトはだいぶ違いますがね(笑)

そうして著者の「才能」への考え方が呼び水となって、理解のない教師への憎しみや母親への感謝と愛情といった感情の波が心の中で大暴れしたのですね。20年来のモヤモヤが成就したわけです。

我が家の実践 ~子どもの最大の理解者として~

バナナにがんばれ

背景

「才能の有無が結果を左右する」という間違った前提が世間に浸透しています。私のエピソードでもお話ししたように、子どもの成長には障害がつきものです。それは周囲の大人の間違った前提から発せられる親切心がほとんどです。

自分が子どもの可能性の芽を摘み取る大人にならないためには、常に世の中の変化を受け止めながら子ども独自のものの見方を尊重することが求められます。

以下に2009年度と2017年度の小学生のなりたい職業ランキング4)出典:日本FP協会『将来なりたい職業』ランキングより https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/をご紹介します。子どもがYouTuberになりたいといってくる、そんな世の中になっているんですよね。

なりたい職業ランキング

方法

我が子がYouTuberになりたいかどうかは将来になってみないとわかりません。ただ、親は子どもより30年弱も古い人間であることを忘れてはいけないと考えています。子どもが生きる時代は、我々の時代とは全く異なる価値観が一般化していることでしょう。

  1. 古い価値観を強制しない。
  2. 子どもの可能性を信じて肯定する。
  3. 子どもが可能性のどれを育むか、選択できる環境を提供する。

我が家の子育ては、この3つを実践目標とします。

結果・考察

現在前向き調査中です。

この先10年、20年、我が子にとって“最高の理解者”でいられるか?“芽を摘む大人”になってしまうか?

実践結果の報告はしばしお待ちください(笑)

まとめ ~才能の正体を読んで~

考える高校生

私の個人的なエピソードや思いがメインの内容となってしまいましたね。通常の読書レビューを想像されて来てくださった方には申し訳なく思います。

最後に、本を読んだ私の学びを自身のコトバで贈らせてください。

才能とは可能性の芽を

大切に育んだ先にそびえたつ大樹である。

お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。

References   [ + ]

1. 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』2013年12月http://birigal.jp/
2. 進学率は学校の評価に重要ですので、このように勧めてくる教師は多いです。医学部受験は特化しなければ合格しません。このように理学部との併願を進めてくる無能な教師の意見はまったく聞く必要はないです。素直に予備校のチューターなどを頼りましょう。
3. 私の母はかしこい人でしたので、私の自尊心を保ちつつ、しっかり理科大学のセンター入試を受けさせましたけどね
4. 出典:日本FP協会『将来なりたい職業』ランキングより https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/

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