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子育ての悩みとストレスを消し去る考え方|小児科医のぼくが伝えたい最高の子育てを読んで

親子

はじめに

今回の本は

小児科医という“科学者”の視点から育児を俯瞰してみたときの意見が、自身の体験エピソードを交えて書かれた本です。

小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て

高橋孝雄(著)2018年9月

amazonレビュー☆4.6(24件)

わたしのレビュー☆3.5

kindle版 1101円

紙の本 149ページ

著者紹介

慶應大小児科教授で小児医療に30年以上従事された経験をもとの本著の執筆をされたといいます。

著書中より抜粋

4歳のときに父を脳腫瘍で亡くし、母子家庭で育つ。
脳腫瘍の原因は勉強のしすぎと思い込んでいた母から
「勉強はするな」と言われつつ医学部に進学。
体育が苦手だったが、50歳でマラソンをはじめ、58歳で3時間7分を記録。
努力の賜物ではなく、遅咲き遺伝子のおかげと思っている。
別名“日本一足の速い小児科教授”。

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て【電子書籍】[ 高橋孝雄 ]
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コンテンツ

以下は目次ではありません。私の覚書プラスあらすじみたいなものです。このような内容が書いてありますので、響く言葉がありましたら読んでみても良いかと思います。

1章 親の心構え『よくもわるくも遺伝子の影響』

良いところは、さすがパパ・ママの子!

わるいところは、たまたまだと割り切る、気にしない!

こどもが出来なくても、いちいち嘆かずもう少し気楽に生きましょう

 

2章 子育ての悩みは見方を変えることが大事

理想とちがうことを悩むより、いま頑張れていることに誇りをもちましょう

勉強・教育・習い事、必要なことは無理強いせずとも、こどもが欲します

それは休みを欲しているときも同じことなので尊重すべきです

 

3章 子育てに絶対必要な3つのこと

『共感力』

『意思決定力』

『自己肯定感』

 

4章 病児とのエピソード

本著の核でありキモでしょう

小児医療に長く携われなければ書けない真に迫るハナシです

懸命に生きようとする子どもたちに生命の本質を感じます

この本を読みすすめていくと肩の荷が少し軽くなっていくのがわかると思います。いままでの凝り固まった先入観や思い込みが、著者の経験談と医学的根拠によって和らいでいくからでしょうか?

読むべき人

ヨムオ

著書内でも触れられていますが、“巷に溢れるネット情報に疲弊したお母さん” “ママギャップに苦しむお母さん”、ぜひ読んでみていただきたいと思います。
自分が子へ与える関わりの深さと自分が親から受けた関わりの深さを比較することでギャップを感じることです。現在の女性の社会進出した現代と専業主婦世代の育児状況を単純比較はできないにも拘わらず、理想像とのギャップから自己評価が下がってしまう状態が問題となります。

こどもが可愛くて一生懸命になるのは大事なことですが、それにかまけて子どもたちへ向けるべき笑顔がなくなるのは本末転倒です。

育児の初期あるいは初めての子を迎えたときなどは、経験も知識もない状態で手さぐりになります。そんなときに、ふとネットで得た知識を拠り所にしたくなったり、幼いころの母の記憶と比較してしまう経験はわかります。ですが、完璧でなくても良いんです。子どもたちは“親を全力で愛するように”遺伝子的にできているそうです。

虐待を受けた子どもたちは、その原因は自分に非があったからだと信じているといいます。決して親への憎しみという感情にはならないそうです。胸を押し付けられるようなせつない話ですが事実です。

我々おとなはその愛にしっかり向き合っているでしょうか?

さまざまな育児法が科学的に実証され、お受験はより一般化、幼児教育が当たり前に浸透している昨今です。理論だけが先行して日々の関わりが偏ってはいないでしょうか。

 

もっとも大事なことは、子どもからのまっすぐな愛情にしっかり向きあうことです。具体的には、子どもがもって生まれた高い“自己肯定感”を減らさないように、褒めて認めてスキンシップして、日常のひとつひとつを濃厚に味わっていくことです。

子どもから『生まれてよかった』と最高の褒め言葉をいただきたいものです。

私の実践

著書内で、【不登校】というテーマに関する言及がありました。

これに関してはそのまま理解・納得は得がたいかなぁと思いました(このテーマで本1冊を書けるトピックなので言葉が足りなくなるのは致し方なしかも?)他者様のレビューを見ても、この点が批判されているようですし・・・

この辺りのナイーブな問題は【性格別のコーチング】や【不登校の専門書】を読み学んで、個性にあった関わり方をした方が得策でしょう。心を動かさずに行動を変えることはできないのですから、それぞれの子どもの心境を理解したうえで『休んでいい』『ほかの事をしてみよう』『頑張って行ってみよう』『転校してみよう』と声掛けを変えるべきでしょう。

現在はビジネス用語として定着していますが、教育・育児の面に応用する書籍がいくつか散見されるようになってきました。コーチングとは未来に向けて相手の行動変容を促すことです。そしてコーチングの成果とは意識と行動の変容となります。

また【早期学習が効果はない】とする意見についても反対です。

子どもたちにとって適切な課題(実力を100%出してギリギリ達成可能なレベル)を与えることが、もっとも効率よく成長を促すという考え方については確かに科学的根拠も明確で賛成です。

ですが、未知のことに対して、子どもは貪欲なまでの好奇心を発します。子どもが良いリアクションをとることはそれだけで意味のあることのように思います。“幼児期に浴びる言葉のボキャブラリーが多いほどIQは高くなる”という研究結果があります。これは以前ご紹介した『いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる最高の子育てベスト55』でも書かれています。

参考 赤ちゃんに本を読むお母さん子育てブログでは教えてくれない|『最高の子育てベスト55』

したがって、子どもが望み喜ぶことはどんどん与えるべしというのが我が家の方針です。

 

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