年間300冊の本を読む男、発信する男

経営者に必要な4つの条件とは|『破天荒フェニックス』から学ぶ成功の秘訣

困難を乗り越えるリーダーシップ

ヨムオ

ご訪問いただきありがとうございます。

今回の記事は“経営・働き方”をテーマにした本の読書レビューです。

ツイッターでのアンケート企画『よむおに書かせたい読書レビュー』の結果選出されました。(投票総数99票)

カテゴリとしては【マインドセット】に分類させていただきました。

少々のお時間をいただけますと幸いです。


あらすじ

今回ご紹介するのは、『破天荒フェニックス』という成功小説1)フィクションと書いてありますが、ほぼほぼ実話でしょうです。
主人公はアラサーを迎え何か大きなことを成し遂げんと日々を過ごしていた田中修司という男です。ある日、彼のもとに眼鏡チェーン店の再生案件が舞い込みました。
持ち前の手腕で様々な困難に真正面から向き合い鮮やかに解決、周囲からの多大な支援と称賛をうけ、あれよあれよという間にオンデーズを一部上場の優良企業へと再建しました、めでたしめでたし!

なんてことには全然ならず。間違いなく世界一、ギネスに載るジェットコースターのような経営状況、ことあるごとにキャッシュフロー、債務超過の危機を生き延びるその姿はまさに不死鳥です。


こんな方にはおススメの書籍です。

〇起業を目指す人

〇プロフェッショナルでありたい人

〇最近仕事にヤル気がなくなってきた人


『破天荒フェニックス』|売れ筋とみんなのレビュー

『破天荒フェニックス』詳細

【破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 】

田中修治 (著) 2018年9月 幻冬舎

amazon ☆4.7(197件レビュー)

私のレビュー ☆5

単行本 ¥1728

kindle価格 ¥492(超おすすめです)

紙のページ数 443ページ

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語【電子書籍】[ 田中修治 ]
created by Rinker

僕は、「絶対に倒産する」と言われたオンデーズの社長になった。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメントビジネス小説。

2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン「オンデーズ」の買収――。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃える田中だったが、社長就任からわずか3カ月目にして「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章にすぎなかった……。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメント小説。

(amazonより)

『破天荒フェニックス』 みんなの口コミレビュー

93%の人が良好な評価(☆4か5)でした。高評価レビューの内容を総括すると以下の点にフォーカスしていました。

  • 経営に必要なリスク管理の手法を学べる
  • ヴィジョンを持つことの重要性を理解できた
  • 優れたビジネス書でありエンタメ小説
  • 破天荒すぎて(良い意味で)巻き込まれたくない
  • スピード感とエキサイティングがある

また、この本を読んでオンデーズや田中社長のフォロワーとなる方も多いようです。

今回の紹介書籍についてはまったく参考にならなかったという方(☆1)は0%です。☆2☆3の方は以下の点について指摘されていました。

  • リスクジャンキーの気質がある社長の言動について行けない
  • 伝え方や考え方が軽率で受け入れられまい

いずれの方も田中社長のパーソナルな側面で拒否反応を示されていますが、その業績については評価を贈っているようです。

『破天荒フェニックス』|どんな内容?

『破天荒フェニックス』 の構成

フィクションとされていますが、オンデーズの再建に関する情報やエピソードの多くは事実に基づいていると予想されます。

エピソードは小説形式で展開され、随所に田中社長のマインドセットや思想などが挿入されています。

これらはビジネス本や自己啓発系を読んだ経験がある方なら、納得できる追体験として、ストーリーに没入しながら学びができるでしょう。

田中社長と仲間、周囲の敵対勢力、協力者とのヒリヒリするようなやりとりは実にストレスフルな感情を読者に呼び起こし、エピソードにぐっと引き込ませるような構成になっています。

『破天荒フェニックス』 の感想

上記のような構成から、読みやすくもツライ場面は多々あります。

“安定”、“妥協”、“保守”といった概念に親和性の高い読者には読み進めるのが難しいジェットコースターのような急展開の連続です。

魅力的な登場人物の掛け合いも読書を楽しむ上では大事な要素だが、本著は学びの本でありながら、そういったエンタメ性も重視されています。

ところで、多くの方が田中社長に憧れや上司になってほしいと感じているわけですが、私としては田中社長の部下になるのは願い下げですwww

これは尊敬できないとか、ついて行けないとかいうネガティブ感情ではありません。

とてもおこがましいですが、“両雄並び立たず ”といった感情です。

なので私が言動に注目していたのは腹心の奥野さん(オンデーズ取締役CFO)です。

私がツイッターで初めて破天荒フェニックスについて発信したときに真っ先にイイネを押してくださったのは奥野さんでした。

彼のような腹心を持てたことは田中社長にとって僥倖といえます。

もちろん彼ほどの男がフォローする価値のある器が田中社長にあったからというのは言うまでもありません。

『破天荒フェニックス』 からの学び|経営者に必要な4つの条件

  • 成功に慢心せず次の目標を立てる事
  • 常に実行力をもって案件に当たる事
  • 失敗を恐れて機会損失しない事
  • 優秀な仲間を見つける事

これら4つの条件を学びました。

一つ一つご紹介します。

経営者に必要な4つの条件| 成功に慢心せず次の目標を立てる

これについては賛否、異論もないかと思います。

恐竜が絶滅して哺乳類が生存したように、生きる力とは変化に対応する力です。

企業が生き残ることも同じでしょう。

変化に速やかに対応するためには、ひとつの成功に安心する事なく次の目標を設定し歩みをつづけなければいけません。

経営者に必要な4つの条件|常に実行力をもって案件に当たる

PDCAサイクルなど行動を起こし結果を出す理論については枚挙に暇がありません。

方法やノウハウに振り回されている方も多いのではないでしょうか?

この本を読んで気づいた事は、とにかく田中社長の実行力が高いことです。

オンデーズ買収して間もない折には全国の支店・フランチャイズ店をドサ回りしていましたし、東日本大震災には現地で、メガネをなくされた方がいるだろうと無償ボランティアに行かれました。

これは並大抵の実行力ではありません。

この実行力の高さは経営者が持つべき資質の一つといえます。

MEMO

良く勘違いされますが、実行力と行動力はまったく異なります。

行動力とは “ 結果が出る出ないにかかわらず”行動する能力です。

実行力とは“結果を見据えた計画に沿って”行動するに能力です。

経営者に必要な4つの条件|失敗を恐れて機会損失しないこと

さきほどの実行力と行動力からつながる話です。

機会損失と失敗では長期的に見てどちらの損失が大きいか?

結論から言いますと機会損失の損失は失敗の2倍以上です。

エジソンは10000回の失敗を繰り返し、数多くの発明を世に送り出しました。

彼は10000回の失敗に関する質問に対して「上手くいかない10000通りの方法を発見したのだ」と答えています。

・・・極端な例だとは思います。

ですが失敗は1回のマイナスで済み、今後おなじ失敗をする可能性を下げます。

一方で機会損失はその失敗経験ができなかったことで、おなじ失敗をもっと大事な局面でやらかしてしまう可能性が出てきます。

こうした意味でも高い実行力をもって失敗を恐れず、その経験すら今後に生かすスタンスは経営者として大事な点でしょう。

もちろん部下の決断であっても、失敗より機会損失を恐れる姿勢が大事であることは言うまでもありません。

経営者に必要な4つの条件|優秀な仲間を見つける事

最後はこれです。

結局のところ、企業や組織のなかで個の力が発揮できる範囲は限界があります。

自分の考えに同調、共鳴して動いてくれる仲間は経営者にもっとも必要な条件であると思います。

マンガの例えで恐縮ですが、“ワンピース ” で言えば、ルフィだけでは小舟でしか船旅ができなかったのです。航海士や船大工、船医にコックと仲間が増えるにつれて航路は大きく、運用する船も大きくすることができました。

田中社長はまさにルフィのような船長でした。

彼を支える仲間がいたから、彼とオンデーズの船旅は(順風満帆とはほど遠いこともしばしばですが)楽しく愉快な、そして舟が壊されるような荒波をも乗り越えることができたのではないかと考えます。

破天荒フェニックスまとめ

【破天荒フェニックス】という成功体験小説を読みました。

経営者に必要な4つの条件

  • 成功に慢心せず次の目標を立てる事
  • 常に実行力をもって案件に当たる事
  • 失敗を恐れて機会損失しない事
  • 優秀な仲間を見つける事

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語【電子書籍】[ 田中修治 ]
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今回の記事はわかりやすかったでしょうか?

久しぶりの読書レビューシリーズでしたが、良い本はレビューも書きやすいものです。

是非よんでみてください。

References   [ + ]

1. フィクションと書いてありますが、ほぼほぼ実話でしょう

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